HFCOPYのフォロー設定を詳しく解説!!
1番簡単な考え方はこれ!
HFCOPYのいいところは同じストラテジープロバイダー(以降SPと表記)をフォローすれば誰もが同じ結果を出せることです。
なので極端な話、私がフォローしているSPを同じ設定でコピーしてしまえば公開している実績と近い実績が出せます。難しい設定はわからないけど、とにかくHFCOPYをやってみたいという人はフォローしているSPと設定を張っておきますので『参考に』してください!
設定は試行錯誤と失敗を積み重ねてそれなりに考えられたのになっていますが、万が一損失を被ることもあるということは念頭に置いておいてくださいね。結果に責任は取れませんので悪しからず!
(追記)JAKAについては通常ではフォローできませんが、当ブログのリンクから登録された方はフォローできるようになっています。ただし人数制限がありますのでお早めにどうぞ!
またSANGA_LANGGITのはフォロー上限に達してしまったため現状フォローできなくなっています。枠が開くのを待つか同じロジックで若干手数料の高いSANGA_LANGGIT2が公開されていますのでそちらをフォローしてください。
フォローの仕方と設定方法
次にフォローの仕方と各設定における私の考え方を書いていきます。
前回の記事で『AP-Master』というストラテジープロバイダー(以降SPと表記)の分析をしましたが今回はその結果を踏まえて設定時に気をつけなければいけない点を解説していきます。
まず右上の緑色の『Follow』をクリックして設定画面を表示させます。
次の画面が表示されるので全ての項目を設定していきますが、この設定を適当にしてしまうと痛い目に会うのでしっかり考えて設定していきましょう!用語の説明は表にまとめたので参考にしていください。
項目ごとの設定のポイント
Choose Follower Account
プルダウンで使用していない自分の口座IDが表示されるので好きな口座IDを選択します。
ChooseVolumeAllocation
コピー比率にかかわる設定で20%~100%で設定できます。
自分の口座にコピーされる取引数量は残高の比率×VolumeAllocationで決まります。
例えばSPの残高が1,000USD、自分の口座の残高が500USD、VolumeAllocation80%に設定し、SPが1Lotの取引をオープンした場合は次のような計算にで取引数量が決まります。
1Lot ×40%(コピー比率) = 0.4Lot
計算の結果、自分の口座で0.4Lotの取引がオープンされます。
この設定について私はコピー比率を下げるメリットを感じなかったので基本100%で設定しています。
VolumeAllocationを下げることで利益は下がりますが、損失も下がるので一見して比率を下げる方が安全なトレードが行われるような気がします。しかしコピー比率を残高で調整しても同じような結果が得られ、さらに資金効率が良くなるので残高で調整するのがオススメです。
少し詳しく説明します。例えば残高が1,000USDのSPをフォローしてコピー比率を50%にしたい場合、調整の仕方は次の2パターン考えられます。
両者ともコピー比率が同じのため損益は変わりません。しかしケース①では資金を1,000USD使っているのに対し、ケース②では資金を500USDしか使っていないので資金効率は2倍ということになり、より効率のいいトレードができることになります。
ちなみに証拠金維持率という点ではケース①の方が高くなりますが、HFCOPYの仕組みでは下の略図のようにSPが強制ロスカットにあった時点で自分のポジションもクローズされてしまうので、SPより高い証拠金維持率をキープする意味がないんです。
当初は私も強制ロスカットまでコピーされるとは思っていなかったので、証拠金維持率が高い方が安全と考えVolumeAllocationを80%で設定していました。後にフォローしていたSPが強制ロスカットされこの考えが間違えだったということを身をもって体験しました笑
このようにどのみち道連れに合ってしまうのであればコピー比率は100%にして入金額を少なくしたりこまめに利益を出金するなどの資金管理でリスクコントロールする方がシンプルでわかりやすいです。
ChooseRescueLevel
RescueLevelはエクイティ(残高+含み損益)が設定したレベルまで達すると全てのポジションを全て解消して証拠金を保護する仕組みです。
残高の○○%という形で設定し、数値は0%~40%の範囲で選ぶことができます。
これについても当初は20%くらいで設定していたんですが、あるとき瞬間的に相場が動き大きな含み損が発生してレスキューレベルに引っかかり強制決済されてしまいました。しかしSPはというとすぐロスカットラインまで損失が大きくならず、相場が逆に動いたために逆に利益を出していました。
この経験から私はレスキューレベルを0%にしています。(1番最初からフォローしているJAKAは当初の設定20%から変えていません。)
100ドルと小さい金額で実験していた時期だったので大きな損害ではありませんでしたがちょっとショックでした。
VolumeAllocationと同じで入金額の調整やこまめな資金の出金で対応した方がシンプルでわかりやすいという結論です。
【補足】
どうしてもレスキューレベルを設定しておきたいという人は残高ラインとエクイティラインの乖離率を参考にするといいです。前回の記事でも説明しましたが、2つのラインの乖離は含み損益を表しています。
例えば『AP-Master』の場合2019年1月10日頃が1番大きな含み損を抱えています。10日時点の残高が1,026.25USDに対してエクイティが743.30USDなので282.95USDの含み損です。比率に直すと27%のマイナスということになるのでレスキューレベルは1番高い40%を設定しておけばいいと考えることができます。
Amount(USD) to be added under Strategy
運用する金額の設定ですが、上限金額については人によってまちまちですが、最低金額については【自分の口座残高=0.01Lo÷SPの平均取引数量×SPの残高】になるように残高を調整すれば確実にSPのトレードを完全コピーできます!
(次に説明するCopy minimum Volume 0.01を設定すれば全てのトレードをコピーすることができますが、注意が必要なので次の項で詳しく説明します。)
『AP-Master』の場合はこういう計算になります。
平均取引数量(Average Lot Size)についてはプロファイル画面に0.02Lotと書いてあります。残高はおよそ2,000USDなので先ほどの式に当てはめると自分の口座残高を1,000USDに設定すれば良いことになります。
実際のところ直近の取引数量は平均よりも大きくなっているはずなのでもう少し余裕を見込んでも大丈夫です。私なら残高の設定は500USDくらいで試してみます。
Copy minimum Volume 0.01
この設定が意外と曲者で、実験中にこいつで痛い目を見たので出来るだけ使わないようにしています。
特に次の3つ全てに当てはまるようなSPには絶対に設定しまい方がいいです。
①自分の口座にコピーされて時に引数量が0.01を大きく下回る。
②同時に10前後と多くのポジションを持つことがある。
③過去に50%を超える含み損を出している。
具体的に例を挙げて説明していきます。
例えばCopy minimum Volume 0.01を「はい」に設定している場合、残高が1,000USDのSPが表のような取引を行なった時100USDの残高の自分の口座には2番目の表のようにコピーされます。
ストラテジープロバイダーのトレード内容(証拠金1,000USD)
自分の口座にコピーされたトレード(証拠金100USD)
こういった具合にいつの間にかSPよりもリスクの高い取引をしてしまうことになるので設定をする場合は十分気をつけてください。
今回は取引数量が0.01Lotを大きく下回らないように残高を設定しており、このSPが同時に持つポジションも5前後とそこまで多くありません。含み損についても30%程度で収まっているので「はい」で設定してみます。
設定まとめ
まとめると設定は以下のように決めました。
記事の内容をもとに自分にあった設定を見つけてください!
Amount(USD) to be added under Strategy
→500USD
ChooseVolumeAllocation
→100%
ChooseRescueLevel
→0%
Copy minimum Volume 0.01
→はい